利用者様・ご家族様 関係機関の皆様
いつも富士中央ケアセンターをご利用いただきありがとうございます。皆様に、当施設の体制について、お知らせをさせていただきます。
当施設は「介護老人保健施設」という施設です。介護老人保健施設とは、介護保険施設の中で唯一、積極的に「在宅復帰」へ向けた支援を行う施設です。医師とリハビリテーション職員の配置が義務付けられており、自宅での生活を送れるように集中的にリハビリを行う施設となります。
当施設は、平成29年4月より、「在宅復帰・在宅支援機能」を果たす為、医師をはじめ、看護師・介護士・理学療法士・作業療法士・管理栄養士・薬剤師・歯科衛生士・ケアマネジャー・相談員・事務員などの全職種がひとつのチームとなって、利用者の方々への日常生活の自立支援をはじめ、積極的な「在宅復帰」へ向けた支援を行ってまいりました。
更に本年より、リハビリテーション職員を複数名増員しました事で、この度令和3年1月1日より、一層手厚く充実した、リハビリテーションを提供できる「在宅強化型」の体制を、スタートすることとなりました。
【在宅強化型老健とは】
介護老人保健施設には、「その他型」「基本型」「加算型」「強化型」「超強化型」の5種類に区分されています。(図1参照)
加算型や強化型、超強化型は、厚生労働省が定める要件を満たした在宅復帰・在宅支援機能が高いと認められた介護老人保健施設のことです。
【在宅強化型老健に求められる要件】
以下の10項目の実績に応じたポイント合計で60ポイント以上満たすこと。
- 在宅復帰
- ベッド回転率
- 入所前後訪問指導割合
- 退所前後訪問指導割合
- 居宅サービスの実施数
- リハ専門職の配置割合
- 支援相談員の配置割合
- 要介護4又は5の割合
- 喀痰吸引の実施割合
- 経管栄養の実施割合
(割合の詳細は図2を参照ください)
(図2)
今回の移行によって、今後ご利用者様には、これまで以上に在宅復帰に向けて支援させていただけるものと考えております。
安心して医療・介護サービスを受けられるよう、利用者様一人一人の思いを大切にしながら、より地域に根差した介護老人保健施設となるよう努めてまいります。
尚、ご不明な点や詳細についてお尋ねになりたい方は、ご遠慮なく事務所までお問い合わせください。
介護老人保健施設 富士中央ケアセンター
施設長 上田守三